日本はこう変わる。― 英語が「必須」になる時代 ―
今、日本の社会は大きな転換期を迎えています。
お子さまたちが大人になる頃、英語は「できたらよいスキル」ではなく、「使えて当たり前の力」になっている可能性が非常に高い状況です。
今回は、これからの日本で何が起こるのか、そしてなぜ今から英語に触れておくことが大切なのかを、具体的なデータとともにお伝えします。
① 外国人労働者の急増
現在、日本で働く外国人労働者は 約204万人(過去最多)。
これは 10年前の約4倍 にあたります。
さらに、
- 今後は 300万人規模に増加する見込み
- お子さまたちが社会に出る頃には
「職場に外国人がいるのが当たり前」 の時代になります。
② 訪日外国人(インバウンド)の爆発的増加
- 2024年:訪日外国人 3,000万人突破(過去最高ペース)
- 大阪:外国人宿泊者数 前年比+60%以上
接客・案内・医療・交通・販売・教育など、
日常のあらゆる場面で英語を使う機会が確実に増加 しています。
③ 若い日本人の急減(深刻な労働力不足)
- 18歳人口
1992年:205万人
2025年:97万人(半減以下)
日本人だけで社会を支えることが難しくなり、
外国人と一緒に働き、学ぶ社会が標準化 していきます。
④ 企業の採用は「英語力重視」へ
- 約 70%の企業が英語力を重視
- 外資・IT・観光業界では TOEIC600〜700点が最低ライン
- 外国人社員が 20〜30%を占める企業も増加中
もはや
- 「読む・書く」だけの英語では不十分
- 社内コミュニケーション英語が必須の時代 に入っています
⑤ 英語力は「収入格差」に直結
英語を使う仕事では、
- 年収が +100〜300万円 変わるケースも珍しくありません
外資系・商社・IT分野では
- 年収 600〜900万円台 も一般的
英語ができる=選べる仕事が増える=収入も将来性も大きく変わる
そんな時代になっています。
英語が「使えない」と選びにくい職業
英語が使えないと、次のような職種は選びにくくなります。
- 外資系企業
- IT・エンジニア
- ホテル・航空・観光業界
- 海外展開企業
- 貿易・物流・商社
英語が「使えるかどうか」で
就職先・年収・将来の選択肢に大きな差 が生まれます。
⑥ 今後10年でさらに進む変化(2025〜2035年)
- 外国人労働者:300万人規模へ
- 訪日外国人:4,000〜5,000万人(政府目標)
- 中小企業でも 社内の公用語が英語化 する動きが拡大
10年後の日本は、今よりもはるかに英語が必要な社会になります。
⑦ 「学校英語だけ」では太刀打ちできない未来
現在の学校英語は
- 文法
- 読解
- 定期テスト対策
が中心です。
一方、実社会で必要なのは
- リアルな発話練習
- リズム・イントネーション
- 英語特有の音の処理
- 単語から瞬時に文を作る運用力
これらを鍛える時間は、学校だけでは圧倒的に不足 しています。
今、実際に増えている若者の姿
- 英検は取れているのに話せない
- TOEIC高得点でも会議で発言できない
「知識としての英語」と「使える英語」の 大きなギャップ が、すでに社会問題になり始めています。
これから本当に求められる英語力
×「英検に合格した」
〇「英語で話せる」
これからの時代は
“知識の英語”ではなく、“使える英語”が将来を決める時代 です。
だからこそ、今がとても大切です
今のうちから
- 声に出す英語
- 使う英語
- 継続する英語
を積み重ねることが、
お子さまの将来の「選択肢」を広げる最大の準備 になります。
英語は、
「受験のための教科」ではなく、「将来を生き抜く力」 です。
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